2011年10月24日

紙漉きの里(飛騨市河合町有家)

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奥飛騨の紙漉きの里はもうすぐ楮の収穫期を迎える。今はもう2軒のみとなった紙漉き職人の家のひとつ、清水さんの家を訪ねた。昨冬、NHKテレビの取材があって、その番組放映について知らせてもらって以来、ご無沙汰していた。いつもにこやかに迎えてくれる。取材が大変だった話、今年の楮の育ち具合の話、いろいろつもる話を聞かせてくれる。でも心得ておられて、描いている間は上手く距離を保ってくれている。11月に入り、葉が殆ど落ちたら刈り取り、皮剥きと、いよいよ紙漉きの工程が始まる。
帰り際、自家製のゴーヤの佃煮をおみやげにくれた。
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2011年10月09日

道ばたの地蔵さま(飛騨市神岡町小萱)

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 伸びやかに開けた小萱台地のまん中あたり。見過ごしてしまいそうな小さな地蔵様が4体、路傍に並んでいる。もとは別々の場所にあったものが農地や区画整理等で寄せられたのだろうと思うが、素朴で自然な様子に心惹かれた。
 描き始めて3日目、仕上げにかかっていたその時、老人がやって来た。すぐ傍で描いている私の方には目もくれず、真直ぐに地蔵様に向かい、手を合わせた。
『今日もお地蔵さまのおかげで、元気に働くことができまして、ありがとうございます。・・・・南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。』
思わず私も筆を置いて、共に手を合わせていた。
そうか、お地蔵さまのおかげなんだ...。あやうく描くだけで終わるところだった。おじいさん、ありがとう。
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