2008年09月07日

時雨の隙間(宮川町種蔵)

080823tanekura.jpg

 今年の夏は種蔵で終わった。不安定な天候の中、何とか仕上げたというような絵になってしまったが...。
 飛騨市宮川町種蔵地区は、石積みの棚田と板倉の穀物蔵がまとまった形で残っている所である。種蔵は住宅とは離れた場所に作られた。万が一住宅が火事の際にも種籾を守るためだと言う。厳しい山間の地に石を積んで田を耕し、何世代にも渡って守り継いできた風景だ。
この細い農道をずっと昔から人々が行き来してきたのかと思いつつ、雨があがって時折晴れ間が覗きはじめた空を眺める。
稲刈りも近い。
posted by kazumim at 23:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 飛騨

2008年09月04日

役場前にて(神岡)

080904kamiokablackhouse.jpg

描きたかったのは銀色に輝くモダンな庁舎・・・ではなく、そのすぐ側の黒い家。磯崎新設計の神岡町役場(現神岡振興事務所、1978年竣工)は往時の神岡の勢いを彷佛とさせる。ここを訪れた何度目かにふとこの黒い家に目が停まり、釘付けになってしまった。たぶんこの役場の建物ができる前から此所にこのようにして建っているのだろう。このアンバランス、どこか危うい感じが、良い悪いは別にして神岡の町の不思議な魅力ともつながっている様に思う。こんなふうに言うと神岡の人は気を悪くされるかしらん・・・。
posted by kazumim at 23:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 神岡